2021年6月6日の小4全国統一小学生テストの結果が来ました

2022年6月20日模試

模試

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昨日の6月6日に、娘が四谷大塚の全国統一小学生テストを受けた結果が帰って来ました。毎回のことながら、早稲田アカデミーで受けると結果の返却がとても遅いです。しかも、今回は塾を通して申し込んでいるためか、授業のある日に娘が直接受け取ることになり、郵送に比べてさらに少し遅れたようでした。

受験者数は、3年生の11月に実施された全国統一小学生テストで約2万8千人、その前の3年生6月にはコロナ禍の影響を受けて約1万8千人、2年生の11月に実施されたときで約1万8千人でした。4年生になって中学受験を意識したり、中学受験を考えて無くても中学生活に向けて勉強に少し本腰を入れるご家庭も増えるでしょうから、軽く3万人かなと適当に思っていましたが、今回の4年生全国統一小学生テストの受験者数は約2万7千人でした。

さて、結果を一言でいうには複雑な心境です。各教科でミスも目立ったため、もう少し頑張れたような気もしますし、逆に、順位や偏差値を見ると、十分頑張ったようにも思います。ただし、理科と社会については、点数上も「むむむ成績」でしたし、今後、早稲田アカデミーで勉強していく上でちょっと考えさせられる結果となったと思っています。もっとも、成績をみて考えさせられたというよりも、受験直後に気づかされたことですね。その際の感想は以下のページで紹介していています。

まず、算数です。

算数は、感想でも紹介した「12+13=15」事件+他にもう1問ミスでした。偏差値や順位上はステキ成績と言ってあげるべきなのでしょうが、満点を取れたテストなだけに、娘には申し訳ないですが、とてももったいないという気持ちのほうが大きくなってしまいます。

*主観的な評価です。ステキ成績:点数か順位か偏差値が良いか、前回と比べて上がったなど、私と妻と娘で喜んだ成績です。むむむ成績:もう少し頑張れた気がするものの、きちんと復習することで挽回できそうな成績です。たいへん成績:一通り復習する程度では挽回できなそうな、苦手認定と本格的な対応が必要な予感のする成績です。

最後の正答率1.6%を捨てて見直ししたほうが点数は上がるかもしれません。また、普段、最難関問題集や先生からいただくプリントに果敢に挑戦しているのは、計算問題や簡単な問題は当然正解した上で、テストで差がつくだろう後半の問題をきちんと取り切るためです。ミスは避けたいものの中々避けられず苦労しているご家庭がほとんどだと思いますが、娘の場合、繰り上がりがない計算でミスが出ることがあり、先週末の土曜日のカリキュラムテストでも「11+18=30」事件を起こしていて、実は頭抱えてます。ミスは放置せず対策が鉄則です。でも、親の立場から対策しようにも、対策のしようがないレベルのミスというのがあるような気がします。

それでもめげずに娘にヒヤリングしたところ、文章だと説明しづらいですが、まるで2桁の数字を1つの記号のように認識して暗算してしまっていたようなので、「暗算が得意なそろばんマスターでも1桁ずつ計算してるよ。」と、それっぽいことを言って、暗算するにも1つ1つ丁寧に計算するよう説明しました。少しでも複雑なら暗算禁止にしているのですが、流石にこのレベルを「筆算しよう」とはアドバイスできないです。

ところで、今回の問題、後半の正答率がとても低くなっていますが、ほとんどが時間切れのためで、時間さえあれば解けたという子も多いのではないかなと思います。体感として、四谷大塚のクラス基準でS1はもちろんのこと、SクラスやCクラス上位の子なら、組分けテストのほうがよほど難しいですし、手も足も出ない問題はなかったのではないかと思います。

次に国語です。

国語は、算数同様に、いままでを考えるとステキ成績と言えるかもしれませんが、簡単な問題を取り切ることができず、むむむ成績に認定したくて仕方ありませんでした。

というのも、最近調子が良いこともあり、正直期待しておりました。でも、読解で正答率が低めの問題は取り切ることができている一方で、正答率が6~7割の問題を落としたりと、反省すべきところも少なくありませんでした。問題や設問を読んでみると、普段、塾や宿題で取り組んでいる問題と比べれば格段に易しく、「これは流石に間違えないでしょう」という問題で落としたりしていました。

娘は今でも国語が苦手と思っていると思いますが、娘が得意になりつつあると私は浮かれ始めていました。反省して、今後も油断しないようにとの良い教訓となりました。難しい問題でも簡単な問題でも、きちんと設問、傍線部、本文を理解してつなげた上で答えていくことを忘れてはいけませんね。

知識問題は、漢字1問を除いて正解していました。しかしながら、受験直後の感想でも書きましたが、消去法による正解もあるので、余裕のある正解というわけではありませんでした。点数はほぼ一緒でも、これらの知識問題を余裕で解く仲間たちがいると考えると、恐れおののいてしまいます。語彙を中心に、まだまだ強化継続の必要があります。

国語については、マークシートがそうさせるのだと思いますが、正答率が一番低い問題でも2割位ありました。やはりカリキュラムテストや組分けテストに比べればときやすい問題ばかりであり、四谷大塚のクラス基準でSクラスやCクラスの子なら、十分に高得点を出せるテストだったのではないかと思います。

結果的に、2科目では偏差値70を大きく超えることができました。でも、上には上がいるものです。算数ではミスを減らし、国語ではまるで機械のようにいつも同じように解くことをできるようにする必要があります。

そして、理科です。

理科は、むむむ成績でした。組分けテストでこの点数だとしたら、たいへん成績です。

一言でいうと、塾や学校で習った範囲は問題なし、習ってないことは手も足も出ないという感じでした。成績表には「知識」問題か「思考」問題か区別して記載がありますが、後半の方の難しそうな「思考」問題でも、意外と子どもたちの正答率が高いことに驚きました。読んでその場で頑張って理解して答えれば、それなりに答えられるということなのでしょう。

早稲田アカデミーでのカリキュラムテスト、四谷大塚の組分けテストはほぼ全てが知識問題になっているので、「暗記や問題集を頑張る」→「カリキュラムテストや組分けテストで高得点が取れる」に慣れてしまっています。もちろん思考力をつけたいので、理科の読み物系の本を紹介したり、勉強でも生活でも私から「どう思う?」と娘に積極的に聞いたりはしてはいますが、「限られた時間の中で、知識を振り絞りながら理解を進めて正解を導く」という泥臭い作業が必要となる練習はできていません。

これこそが中学受験で求められる事だと思いますが、早稲田アカデミーでは当面そのようなスキルは求められそうにもなく、自主的に頑張るといっても勉強に使える時間には限りがあります。そもそも、早稲アカのテストで聞かれてしまう知識問題への対応だけでも大変なので、現状維持を続けざるをえなそうです。

しいて言えば、やはり勉強してる時の「どう思う?」よりも、生活上での「どう思う?」を今まで以上に意識したいなと考えているところです。これなら普段の雑談の中でできますし、娘の負荷が増えることもないでしょう(たぶん)。

塾で習った範囲については、SクラスやCクラスの子で理科を得意としている子なら、ほぼ満点を出せるテストだったのではないかと思います。カリキュラムテスト平均点はSクラスとCクラス混合と思いますが、だいたいいつも9割前後です。組分けテストで総復習もしますし、他塾に比べれば有利だったと思います。でも、思考系問題は塾やクラスには関係なく、普段理科に興味を持っているか、親が興味をもたせようとしているかで差がついたと思います。

最後は社会です。

社会は、問題の読み取りミスで高正答率な問題での失点もありましたが、それでも、ステキ成績としたいところです。

塾でも学校でも習っていない知識問題は、娘にとって見ればどうしようもないでしょう。私がどこかで触れさせてあげるべきだったのだと思います。標識については、学校の教科書を見てみたら載っていなかったので、娘には触れる機会がありませんでした。

いや、正確に言うと、チャンスはありました。私が今年はじめごろに免許を更新した時、警察署でもらった冊子に標識一覧があり、たしか、それをパラパラと見せたような記憶があります。でも、じっくり見せたわけではなく、多分20秒くらいでざっと見せただけです。勉強のためというよりも、交通安全のことですし、いい機会だったはずなので説明してあげても良かったかなと思っています。あとは、外にでかけた際にどこかで目にする機会はあったでしょうから、素通りするのではなく、生活上、目に入ったもので意味がわからないものはそのままにしないということを心がけるべきなのだろうなと思いました。

理科と同様に、カリキュラムテスト平均点はいつも9割前後ですので、塾で習った範囲については、四谷大塚のSクラスやCクラスで社会に力を入れている子なら、ほぼ満点を出せるテストだったのではないかと思います。一方で、思考系問題や塾や学校で学んでいない知識系の問題は、理科以上に、生活で触れることをどれだけ理解しているか、親が理解させようとしているかで差がついたと思います。

結果的に、理科と社会は、算数と国語に比べれば点数は大きく劣り、4科合計では偏差値も数ポイント落ち、70をそれなりに超えたところに落ち着きました。

ところで、今回の4年生の全国統一小学生テストについて、男女混合と男女別の順位の差が激しいことに、少し驚きました。

算数については、男子が強いことは知っていました。また、四谷大塚の組分けテストでは教科ごとに氏名と順位がわかってしまうので、4年生からすでに差がつきつつあるというのは、驚きつつも、すでに事実として組分けテストの結果に現れていることと認識していました。

でも、算数だけではなくないですか?

娘の順位を見ていると、国語だけが全体順位が男女別の約2倍となっているだけで、算数は約4倍理科と社会が約3倍となっています。

「男子の方が体力もあり、追い込みがすごいから算数が最後にぐっと伸びる」とか、そんな感じのことを信じていましたが、それだけではなく、なかなか興味深い数字なのではないかなと思いました。

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以下は、参考記事です。

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Posted by ぜろパパ